警備システムの「2024年1月問題」をご存じですか?

管理費削減おとく情報

弊社が設立以前からマンションの管理会社様や管理組合様に向けて、管理室の電話回線をソフトバンクの固定電話サービス「おとくライン」に切り替えるご提案をさせていただいている中で、「管理室の電話回線を使った警備システム」を導入されているケースにしばしば遭遇します。ざっくりと説明すると、電話回線を使い、警備用の信号を受信するシステムということになりますが、このシステムの中にはISDN(ISN)回線を利用し、パケット通信によって信号を発信しているものがあります。この「パケット通信」を利用することが、2024年1月にできなくなる可能性がある、ということを、この記事をお読みいただいている管理会社様や管理組合の皆さまはご存じでしょうか。

巷では「2024年1月にISDN(ISN)回線サービスが終了する」という言われ方をしていたりしますが、厳密に言うと「ISDN(ISN)回線サービスの中のディジタル通信モードが終了する」というのがより正しい表現と言えます。というのも、2024年1月以降でもISDN(ISN)回線を利用した通話サービスは継続利用ができるけれども、ビジネスなどでのデータ伝送回線としての利用ができなくなるから、です。前述の「パケット通信」は、まさにこの「ビジネスなどでのデータ伝送回線としての利用」に該当します。もし管理会社様が管理しているマンションや管理組合の皆さまがお住まいになられているマンションの警備システムが、ISDN(ISN)回線を利用した「パケット通信」によるものだとしたら、今のうちから対策をしておいた方が安心できると思うのですが、いかがでしょうか。

まずは電話料金の明細を確認。次に警備会社様へ確認を。

まず、管理会社様が管理しているマンションや管理組合の皆さまがお住まいになられているマンションの警備システムが「パケット通信」による警備システムかどうかを確認していただきたいと思います。どのように確認できるかというと、まずは毎月の電話料金の明細をご確認いただくのが早いと思われます。料金明細の中に「INS通話料」「INS回線使用料」「パケット通信料」といった記載があった場合、「パケット通信」による警備システムの可能性が高いです。もしも料金明細にそんな記載が見つかったら、当該マンションの警備を担当されておられる警備会社様に「このマンションの警備システムは『パケット通信』を利用しているか」「『パケット通信』を利用しているのなら、2024年1月にISDN(ISN)回線サービスの中のディジタル通信モードが終了すると聞いているが、警備システムの変更をしなくても問題はないか」と確認してみて下さい。警備会社様から「変更の必要はない」と言っていただけるのであれば安心ですが、「必要がある」との回答だった場合、警備システムを切り替えるための費用の負担はどうするのか、という問題が発生することが予測されます。

マンションのステークホルダーの皆さまが納得するご提案をいたします。

警備システムの切り替えにかかる費用について、管理会社様が負担するのか、それとも管理組合様が負担するのか、はたまた警備会社様になるのか。話し合いが紛糾してしまいそうな事案のように思いますが、そんな険悪な雰囲気になるその前に、弊社にご相談いただきたいと思っております。弊社は2015年の設立時から数多くのマンションの管理会社様や管理組合様に向け、管理室の電話回線の切り替えをご提案させていただいた実績がありますし、その中で蓄積してきた知見やノウハウが多数ございます。管理会社様、管理組合様、警備会社様といったマンションのステークホルーダーとなる皆さまにとって、誰もが「よかった」と感じていただけるようなご提案とサービスの提供をお約束させていただきます。どうぞお気軽に、お問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。

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